【お題】好きだった給食メニュー カレーソフトめん
好きだった給食メニューは、カレーソフトめんです。
1970年代、パン食中心だった給食のなかで、「カレーソフトめん」は、おおむね月に一回出ていましたが、とても好きでした。
学校調理の時代でセントラルキッチンで炊いた米飯を出す時代ではなかったので、カレーライスは、修学旅行ぐらいにしか学校ではおめにかかりませんでしたから、カレー味の料理は、これに尽きていたわけです。
スープカレーにちかく、いまから思うと薄いのでしょうが、十分おいしく思いました。後年、インドネシアのジャワ島東部でカレーをたべたところ、似たようなスープ系のあっさりとしたものがありました。
めんも薄いポリエチレンの袋にはいって、生暖かくのびきったしろもので、先割れスプーンでは扱いにくいものでしたが、開封前のあの粉の香りが、いまでもむせかえるように思い出されます。
後年、福建省それから東南アジアにひろがるコメの麺である粿條がこれに近いとおもいました。
海外に行って現地の料理をたべて、昔の給食を思い出すのは、それはホームシックだったに違いありません。だから、それは「好きだった給食メニュー」なのです。
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