今週のお題「最近あった3つのいいこと」
今週のお題「最近あった3つのいいこと」
最近あった3つのいいこと
其の一 スーパーの特売輸入牛肉で作ったステーキが想定以上においしかった。
一パック1000円ぐらいのアンガス・ビーフでしたが、うまくステーキになりました。フライパンでオリーブオイルとニンニクをじっくりいため、香りがでたら肉を投入して、岩塩と胡椒をガリガリと削って振りかけてから裏表焼いて、レアに焼けたら、肉を皿に盛り、フライパンに残った油と肉汁に安いチリの赤ワイン、ウスターソース、醤油すこし、塩コショウ、お好みのスパイス(私はクミンを少々)で味を調節して一煮立ちさせたものをソースにして肉にかけます。
昔、アメリカに留学中に覚えた単純なステーキです。
其の弐 郵便局で忘れた書類が帰ってきたこと
いくつかの用事を済まそうと郵便局に行きましたが、なぜか大事な書類を一つ紛失してしまったのですが、数日後、郵便局から床に落ちていたとの連絡がありました。拾って下さったかた、そして連絡をいただいた郵便局の方、ありがとうございました。
其の参 長年の剃刀傷が治ったこと
旅行中に入った一見(いちげん)のちょっとあらっぽい床屋さんで、顔の髭剃りをしたら瘢痕がついて、10年以上傷でしたが、新しい副腎皮質軟膏を医者からもらって、塗っていたら数か月かかりましたが、良くなりました。医学の進歩はすごいものです。
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【お題】好きだった給食メニュー カレーソフトめん
好きだった給食メニューは、カレーソフトめんです。
1970年代、パン食中心だった給食のなかで、「カレーソフトめん」は、おおむね月に一回出ていましたが、とても好きでした。
学校調理の時代でセントラルキッチンで炊いた米飯を出す時代ではなかったので、カレーライスは、修学旅行ぐらいにしか学校ではおめにかかりませんでしたから、カレー味の料理は、これに尽きていたわけです。
スープカレーにちかく、いまから思うと薄いのでしょうが、十分おいしく思いました。後年、インドネシアのジャワ島東部でカレーをたべたところ、似たようなスープ系のあっさりとしたものがありました。
めんも薄いポリエチレンの袋にはいって、生暖かくのびきったしろもので、先割れスプーンでは扱いにくいものでしたが、開封前のあの粉の香りが、いまでもむせかえるように思い出されます。
後年、福建省それから東南アジアにひろがるコメの麺である粿條がこれに近いとおもいました。
海外に行って現地の料理をたべて、昔の給食を思い出すのは、それはホームシックだったに違いありません。だから、それは「好きだった給食メニュー」なのです。
Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」
今週のお題「復活してほしいもの」インスタントラーメン編
今週のお題「復活してほしいもの」インスタントラーメン編
それは、ずばり、
明星 劉昌麺
でしょう。「劉昌さんのお鼻はなぜ赤い、あさからばんまで味作り」というCMソングは、半世紀を経ても、私の脳裏から離れないのであります。その味も、先行する「明星チャルメラ」に比べますと、ホタテなどのスープの味は深く、また、おそらく、四川味噌と表記された醤(チァン)の使用は、「中華三昧」に向かうインスタントラーメンの高級化志向の先鞭だったといえましょう。
明星食品様は、社史編纂がしっかりとしていらっしゃいますので、すぐに歴史がわかります。発売は1970年10月でした。
上記の明星食品様のHPから、貴重な図を引用して広報に協力したいとおもいます。。。
えー、教授らしく評論しますと、まず、この包装の絵は、本場中国の味というコンセプトにしたがって、めでたい紅色を下地にして、魯迅が推奨した中国の近代芸術である切り絵を彷彿とする画法で構成されており、伝統的かつ大胆な構図で力強く、モチーフは、「文昌塔」という天界で智慧をつかさどる福星である「文昌星」をまつる塔がそびえ、また、長寿をあらわす松がとりかこみ、瑞雲がたなびくという点で、ながら神仙趣味が横溢する吉祥図案であるといえましょう。題字もまた、魯迅版画風の単刀直入の筆致であり、魏碑体をベースに、角張った方筆にしてしなやかな湾曲も見せる軽妙なすぐれた書体となっております。
ざんねんながら、劉昌さんは、國史館で列伝を建てられた方のようでもなく、はたして実在の人物かすらも現在となってはその詳細は不明ですが、パッケージの「文昌塔」は、まさに昌の字を含むもので、同氏の暗喩ともいえましょう。
現代経済史として考察いたしますと、おそらく、メーカー様としては他者様の「出前一丁」の香港進出とならんで、アジアへの輸出が念頭にあったのでしょうか。70年代のアジアの食品モデルをねらったものといえましょう。
まさに日中国交正常化を1972年にひかえ、本場の味というものに関心がたかまった時代でした。あれから50年、「劉昌麺去って空しく残る文昌塔」という、縹渺たる唐詩気分(下注)もただよってくるのでございます。
(注)“昔人已乘黄鶴去,此地空余黄鶴楼。”。。。。
(以上、講義おわり。)
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早手回しにホワイトデーの検討中 神田精養軒のマドレーヌ
だいぶ薄れていますがまだまだ義理と人情の日本の職場、義理にからめてチョコレートの配給があるかなと思い、お返しを早手回しに考えています。
今年は、昭和レトロに「神田精養軒のマドレーヌ」にしようかと検討中です。
https://edepart.omni7.jp/detail/00100014582402900042
バブル後の不景気で一度は市場からきえましたが、ありがたいことに、昭和レトロの御同輩の支援でしょうか、復活しています。昭和の御馳走でした。これに日東紅茶の黄箱がついて、オールド・ノリタケでサーブすれば完璧です。
チョコをいただく義理に篤い御同僚も、昭和世代ですから、きっと受けてくれるかなと思います。
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谷保天満宮(東京都国立市)と門前のお蕎麦屋さん
写真は東京都国立市の谷保天満宮の大鳥居です。この夏に参拝し、付近を散策してきました。
社伝によると、東日本でもっとも古い天神様といわれています。
神社の敷地は、森におおわれ、武蔵野の面影をのこし、山や泉もあり、まことに荘重な自然の雰囲気があります。
自然と一体となっていた古の人の精神がわかります。
この大鳥居の扁額は石造りですが、別に鎌倉時代、後宇多天皇の勅願による木の扁額があり、重要文化財として宝物殿におさめられているそうです。あいにく、夏に訪れた際は、宝物殿は閉じておりました。
天満宮の門前の参道には、小奇麗でおいしいお蕎麦屋さんがありました。地酒の多摩自慢をそえて、精進落としとしました。今時分はきっと新そばが出ていることでしょう。
11月2日、3日には、伝統の「うそ替え」神事があるそうです。