aeonnous’s blog

Aeonnous教授の隠逸生活と意見

2021-01-01から1年間の記事一覧

民主主義の本質と価値

19世紀の「古き良き時代」のヨーロッパに生まれ、二度の大戦の地獄の業火を見た法学者・ハンス・ケルゼンによる民主主義の論考です。 ケルゼンは、オーストリア・ウィーンで判事として働いていましたが、本書は、1929年、ケルゼンが書いた書籍です。その後…

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」

はてなブログ10周年特別お題「好きな書店10選」 この10年で、本屋もだいぶ少なくなってきましたね。ただ、ネット書店では手に取ることができませんが、書店では手に取って買うことができます。この違いは大きいです。 本屋とネット書店の違いはやはり、ソム…

武蔵国分寺跡

中央線沿線も、ほとんど都市化が完了してしまいましたが、国分寺駅の近くは緑がのこっていますね。南側の緑地の中心は、武蔵国分寺跡になります。奈良時代、今から1280年前の741年、聖武天皇の発願により各地に国分寺が 開かれました。武蔵國では、地…

ラフマニノフの交響的舞曲

10月もおわりとなり、秋も深まります。 このラフマニノフの交響的舞曲を最初に聴いたのが秋でしたから、かならず10月にはそのときを思いだします。一番最初に聴いたのを覚えているのは、1983年の秋、FM放送で聞き、甘美な感傷に鳥肌がたつ衝撃を受け…

谷保天満宮(東京都国立市)と門前のお蕎麦屋さん

写真は東京都国立市の谷保天満宮の大鳥居です。この夏に参拝し、付近を散策してきました。 社伝によると、東日本でもっとも古い天神様といわれています。 神社の敷地は、森におおわれ、武蔵野の面影をのこし、山や泉もあり、まことに荘重な自然の雰囲気があ…

Quo vadis? 何処から来て、何処に行く

弘法大師空海の「秘蔵宝鑰」のことばに、 三界狂人不知狂四生盲者不識盲生生生生暗生始死死死死冥死終 三界の狂人は、狂えるを知らず。 四生の盲者は、盲たるを識らず。 生まれ生まれ生まれ生まれて、暗き生は始まり、 死に死に死に死にで、冥(くら)き死に…